楢木炭焼きの案内
新しいロジックで焼く炭火焼き。
厳選した楢木炭を使った炭火で作る新しい焼きの追求。
ビステッカの故郷、トスカーナではやはり炭火が良いといわれていますがその中でも薪火は最高級にあたります。
何故なのか。
良いとは言われてきましたが、何故かが漠然としていました。
ヴァッカロッサではそれを長年の研究で日本で初めて解き明かしました。
膨大な回数約5万Kgのお肉を焼いて解き明かした肉焼きの新しい解釈。
小ぶりなものを焼くには新しく取り入れる岩手の楢木炭が最高のパフォーマンスを発揮します。
奇しくも最終的に選び抜いた炭は薪火に使ってきた同じ材質のナラでした。
備長炭が最高品質なのは変わりませんが、私共の表現したい味わいには、備長炭とは真逆な性質を
もつこの楢木炭が最適なのです。
そして選び抜い材質は、安全性も含め、離れた場所でありながら、同じ志をもつ方々からのものでした。
豊かな森を再生させる為に取った木を使い、古くから受け継がれている技法を使い、私共に届けて頂いております。
整備された森はゆっくりと再生していき、森林の動物と人間の棲み分けをしてくれます。
熱源に使い、食べ、森が再生され、そして豊かな恵をもたらしてくれる。
我々が目指すのはその小さな一歩なのです。
厚いお肉は引き続き薪火焼きで提供してまいります。
皆様にご理解頂ければと思います事は、
私達が追い求めているのはどんな熱源を使ったかではではなく、お客様にどれだけ喜んで頂けたか、そして次の世代に繋いでいけるかです。
今後も追求していくのは、熱源の違いではなく、良い健全な食材に適した最高の食べ心地を表現するための焼きの技術です。
日々進化してまいります。
ランチタイムは炭火焼き
ディナータイムは薪火焼き
ヴァッカロッサは味の探求の為走り続けます。